本に載ってないこと

 某雑誌に連載されている本上まなみさんのエッセイを読んでいて思った。


 彼女も産後、「赤ちゃんは簡単におっぱいを吸ってくれると思っていた・・・」ようだ。助産師さんのおかげで挫折しないで済んだ、と。


 ほんっと〜に同感。私もそう思ってた。特に初めての出産の時、玲菜が生まれた時は辛かった。だから挫折した。


 それに、妊婦雑誌にも、育児書にも、この「辛さ」や「忍耐」については絶対に触れていないのが現状。まぁ、載ってれば不安になるから仕方が無いかもしれないけれど・・・。


 息子を産んだ時はほんと〜にA病院の助産師さんたちにはお世話になりました。


 息子を取り上げてくれた助産師さんは一週間前に入院した時に「お風呂につかって疲れを取って」と言ってくれた方。産後は「この一週間、眠れなかったでしょう?ゆっくり寝てね」と言ってくれた時、辛かった状況を自分以外にわかってくれている人がいて、しかも労ってくれた、ということに嬉しくて涙が出たものでした。


 助産師外来で玲菜の時の経験を話しておいたこともあり、授乳室にも病室にも頻繁に来てくれてケアしてくれました。経産婦、と言っても「授乳」に関しては初産婦と一緒だったので。


 エッセイを読んで、出産って一生にそうそう経験しないことだけに、助産師さんの存在って偉大だと改めて思ってしまった。