助産師外来

Harpist2007-01-22

 今日は助産師外来でした。マタニティクラスもそうだけど、この病院の助産師さんたちはほんとに皆さん、いい方ばかり。ある意味病院を変えて良かったのかも。そんなわけで、今日はショックと安心を同時に味わった診察でした・・・。


 前回の助産師外来で、玲菜の出産についていろいろ聞かれたので、今回は玲菜の母子手帳を持参しました。すると、衝撃的?なことが判明。


 分娩経過欄に「クリステル圧出法分娩」と書いてあるのは知っていた。けれど、助産師さんはここを見るなり「相当お腹押されました?」と。はて???出産の時、お腹を押されたのは胎盤を出す時ぐらいしか記憶が無い。


 今日の助産師さんいわく、↑の分娩法はお腹をギュンギュン押して出したことになる、という。しかも、赤ちゃんの心拍が下がっているか何かで緊急を要していたんじゃないか?と。ひえ〜!!知らなかった。知り合いに出産時、助産師さんに馬乗りにされた、て話は聞いたことあったけど・・・。


 その後、母乳の話になり、ここでも衝撃的な事実が・・・。玲菜は生後4日目と7日目に高ビリルビン血症で光線療法を受け、丸二日、保育器に入ったことを話した。私は光線の保育器に入れられた玲菜を見て物凄くショックを受け、当時は「母乳によるもの」と言われていたので、恐怖からミルクで育てることにしたものだった。


 しかし、今日の助産師さんいわく、高ビリルビン値は基本的に誰にでも出るもので、早期に出るのは母乳によるものではなく、上記の「クリステル圧出法」によって分娩された時にかかったストレスと、普通なら尿や便によって排出されるビリルビンなので、当時母乳を吸ってくれなかった玲菜は出しようが無く、体内に残った為の黄疸だったんじゃないか、と。


 ここの病院で母乳を吸えなくてビリルビン値が出た場合は、ミルクなり糖分を与えて、尿や便で排出させる、と言っていた。


 玲菜を出産した病院はとにかく「母乳で!」が原則で、ミルクはほとんどもらえなかった。母乳が出ないわけではなく、出が良かったのに、吸ってもらえなかった。赤ちゃんなんて、生まれたら当たり前のようにおっぱいを吸ってくれると思っていただけに、何で吸ってくれないんだろう?と入院中何度も泣いた。


 と、この話をしたら、助産師さんはものすごく理解してくれて、「産後の体は物凄く過敏になっているから特に傷付きやすいものなんです。今回はとにかく辛いことの無いようにしましょう!」と言ってくれた。ここの病院は足らない分はちゃんとミルクを補充する、とも言っていた。


 まぁ、今回は玲菜を幼児教室復帰させることもあるから、希望としては混合なんだけど・・・。ミルクなら預けられるし。


 今日はショックも受けたけど、安心感も得た。出産なんて、そう何度も経験することではないからこそ、いい気分で終えたいものです・・・。


 写真:実家でのひとコマ。ココアをカップ&ソ−サ−で飲む玲菜。母いわく「テ−ブルマナ−を教えた」と・・・。