そんな昔のこと・・・

Harpist2005-11-08

 チケットを持って看護婦している友達が来た。来年、結婚するそうな。良かったね!と、思ったけど、何だか問題山積。「披露宴ってやって良かった?」そんな昔のこと聞かれても・・・。何でも、甥っ子の七五三を見て、「結婚は親が見届ける最後の儀式なのに、お金が無いからって二人だけで挙げるわけにはいかない気がした」んだそうな。彼女の「問題」とは、結婚したら実家から遠くへ嫁ぐこと、二人ともお金が無さ過ぎること、らしいのである。「お金」って結婚して、子供ができて、ってず〜っと付いて回る問題だよ。

 私は割と「派手目」に披露宴をしたが、弟はかなり「地味」だったので、弟の話をしてあげたけど、彼女は私がやったように「いかにも披露宴」をやりたいらしい。お金が無いからといって披露宴をやるから新婚旅行を削るってわけにもいかないし、一生に一度のことだからよく話し合って決めなさい、としか言えなかった。

 そして、仕事で倒れて重度のうつ病になった経験のある彼女は、できれば実家の近くに住みたかったと。先々子供が生まれた時のことを考えて・・・。お相手も、ならば転職しようかとハロ−ワ−クにまで行ってみたらしいが、このご時勢。資格が無く、若くないと来れば無理である。でも、そこまで考えてくれる人なんだからきっと、末永く彼女を大事にしてくれる気がした。